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牛乳論争 ~牛乳は体に良いの?悪いの?~

給食でもよく出る牛乳

 

 

牛乳は体に良いといわれているから体に良いと思っていた

 

牛乳=栄養のある飲み物というイメージ

 

これが「牛乳神話」です。

 

果たして、牛乳は体に良いのでしょうか?それとも悪いのでしょうか?

牛乳ははっきりと肯定派と否定派に分類できます。

肯定派と否定派の牛乳論争をご紹介!

 

牛乳肯定派

肯定派は牛乳のメリットだけを強調されますが、中には根拠のはっきりしない部分もあります。完全栄養食品とか良質のたんぱく質とか栄養のバランスが良いとかはこの種です。

煎じ詰めると、牛乳はカルシウムが多く吸収率が良い、に集約されます。他に、生体調節機能を持つ成分が知られています。

 

牛乳中の生体調節機能性成分

※「牛乳の成分とその機能を知る(別冊ASAHI Medical)」、p4より

機能性蛋白質 機能性ペプチド
ラクトフェリン 抗菌・免疫増強作用 CPP カルシウム吸収
α-ラクトアルブミン 抗炎症作用 キニノーゲン由来ペプチド 骨形成
シスタチン 骨形成 ACE阻害性ペプチド 血圧上昇を抑える
ラクトフェリシン 抗菌作用
ラクトスタチン コレステロールの上昇抑制

 

肯定派の根拠

1)栄養のバランスが良い

2)完全栄養食品である

3)アミノ酸100の良質のたんぱく質である

4)カルシウムが多い

5)ラクトフェリンに効果

 (抗菌作用や抗ガン作用、抗酸化作用などが知られています)

6)カゼインホスフォペプチド(CPP)はカルシウムの吸収を促進する

7)体格が良くなる

牛乳否定派

否定派は当然デメリットを指摘されます。乳糖不耐症の問題、牛の飼料の問題、アレルギー、動脈硬化、がんの原因となるなどが指摘されています。また、牛乳の一番のメリットとされている骨に対しても、逆に骨粗しょう症を促進するとさえ言われています。

肯定派からはそのようなエビデンスはないとの反論が出ていますが、日本では牛乳世代の方が骨が貧弱、酪農国の方が骨粗しょう症の頻度が高い、ケニアやタンザニアでは牛乳を飲むマサイ族しか骨粗しょう症はない、牛乳を飲まなかった以前の中国には骨粗しょう症に当たる病名がないといわれているなどが指摘されています。

 

否定派の根拠

1)たんぱく質が異種たんぱくで、アレルギーの誘因となる

2)乳糖分解酵素であるラクターゼは日本人の85%で4歳以降に消失するため、乳糖不耐症となる

3)飽和脂肪酸が多く、動脈硬化やがんの誘因となる

◇人乳と牛乳の脂肪酸(g)の比較

※「五訂増補 食品成分表2007、女子栄養大学出版部」より

飽和脂肪酸 一価脂肪酸 多価脂肪酸
牛乳 2.33 0.87 0.12
人乳 1.32 1.52 0.61

4)牛の飼料には抗生物質やホルモン剤が含まれ、これらが人体に悪影響を与える

5)一緒に含まれるたんぱく質やリンのためカルシウムが骨に沈着せず体外に出されることで、かえって骨が弱くなる

6)乳糖が分解されて出来るガラクトースは、白内障の原因となる

7)鉄、銅、亜鉛のミネラルが少ないため、貧血になりやすい

8)そもそも、牛の物を横取りしてはいけない



最後に

今後、ますます牛乳の評価に対する論争はヒートアップしていくと思われます。給食の現場では、アレルギーの問題だけでなく牛乳以外の飲み物を希望する声も高まっています。

国の牛乳に対する支援策もある意味理解はできますが、一方では牛乳を止めて健康になった人がいることも事実です。

嫌いな牛乳を涙をこらえて飲み干し学校の友達や先生に拍手される光景は、見方を変えるといじめの光景となります。

一日も早く、牛乳の肯定派(提供側)と否定派のどちらにも偏らない公正な立場での検証が望まれます。

 

ホルスタイン(乳牛)

 

※参考書籍
 「月刊 小児歯科臨床 2009.1」 東京臨床出版株式会社

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